7月講演会

7月の講演会は、大雄山 南泉院の「宮下亮善」住職をお招きし、”<生きること、死ぬること>臨終の現場から人生を語る”のタイトルで講演をお願いしました。

大雄山 南泉院は鹿児島県唯一の天台宗のお寺。天台宗は最澄が開祖の密教(台密)です(真言宗:東密)。宮下住職はこれまで多くの人の臨終に立ち会われた経験から、死に際しての心の準備の大切さを切々と話されました。ある人は病気で残り6か月の命と宣告されたが、宮下住職に得度を願い出て、残りの人生を日々務められて6年もの長き命を頂いた。またある人は普段から離れた家族とは疎遠で、亡くなった当初遺骨の引き取り先もなく、やっと連絡が取れた家族からは遺骨を宅配便で送るよう言われた、などなど臨終の現場での人間模様を幾つかの事例に添って話されました。<生きること、死ぬること>

  》一寸先(事故、急病)は闇です、生きているうちに死への準備(覚悟)が肝要です。

  》そのために、思い煩うことを死ぬるまでに減らす(自己完結)こと。

  》人の役に立ってこそ生きる意味

ご住職はまた、ミャンマーの農村に学校を作る運動もされており、この15年で52校作られたようです。そして現地活動の中で知ったミャンマーの人の人生観を紹介されました(ミャンマーでは未だ人生60年だそうです。1950年頃の日本と同じ)。

  》最初20年は勉学(仏教国で短期出家もあり)

  》次の20年は仕事、生活(子育て)

  》最後20年は(来世のため)に徳を積む

見事な人生設計であります。 ”合掌”